小児矯正


小児矯正2.jpg成人と違い成長期の子供に特有な「歯の生え変わり」や「顎や顔の成長」がありますので、正常な咬み合わせと整った顔立ちに矯正していくということが小児矯正では求められます。


子供の歯の生え変わりはさまざまな問題が起こります。生まれつき歯が多かったり(過剰歯)、真ん中の前歯の隙間が広がりすぎていたり(正中離開)、歯が生まれつき小さかったり(矮小歯)あるいは最初から永久歯が無かったりなどがあります。小児矯正ではこれらすべて治療をしていきます。


また、子供は指しゃぶりや口呼吸などの癖を持っていることがあります。そのような癖が習慣的に続くと歯並びに影響が出るのはもちろん顎や顔の成長に悪影響を与えてしまいます。

例えば、口をあけて呼吸している子供は舌の位置も正常ではなく標準的な顔立ちよりも面長になってきますし、前歯が上下的に開く開咬という状態になる子供もおります。このように子供は成人よりも悪い癖や生活習慣が顔や歯並びに直接現れてきやすいのです。逆に、そのような顔や歯並びに悪影響を及ぼす原因を早期発見できれば矯正治療もスムーズです。


小児矯正では歯並び咬み合わせとともに顎の成長も診ます。先ほど述べた正常な舌の位置の指導や口呼吸を改善するなども顎の成長とかかわりが深いため治療に含まれています。そのほか意外かもしれませんが好みの食べ物でも顎の成長に影響を及ぼします。グミやガムなど噛み応えのあるものが好きな子供はエラが張ってきますし、あまり噛まない子供は開咬(オープンバイト)になってきます。必要に応じて成長をコントロールするような装置も使用しますが一番影響があるのは呼吸などの習慣だということを知っておいてください。

 

当クリニックで行う小児矯正の特徴は以下の2点です。

 

子供でも悪い癖や習慣からくる機能異常を直しながら咬み合せはもちろん、顔立ちを考慮した正常な成長へと誘導できること

矯正専門の実績と経験なドクターによる矯正歯科治療により、お子様のために安心できる医療を提供できること

 

さらに当クリニックでは虫歯にならないよう毎回新しい専用ブラシでワイヤーの下や奥歯など汚れやすいところもフッ素でクリーニングしてあげています。初期の虫歯であれば矯正調整中に無料で治してあげていますし、必要と判断したらシーラントも診療中にしてあげてます。

 

【虫歯予防】

 矯正歯科治療中の虫歯予防について

 矯正治療中の歯磨き5つの方法

 

【実際の治療例】

 9歳5ヶ月女性

 

【矯正歯科の選び方】

 矯正歯科クリニックの選び方について

 

【費用の目安】

 小児矯正の費用の目安について

 

【装置について】

 小児矯正で使われる装置について

 

【矯正治療の流れ】  

 矯正治療の流れについて

 

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虫歯予防・シーラント・フッ素(予防歯科)

【虫歯予防について】

シーラント2.jpg子供の生えたての歯は虫歯にやられやすく、小児矯正治療では成人以上に虫歯のケアが必要となります。そのため当クリニックではお子様の矯正治療を始めるにあたり、シーラントや歯を強くするフッ素塗布を行います。

 

当院では小児矯正治療を受けられている方はフッ素は毎回塗りますし、必要に応じてシーラントも通常の矯正治療診療中に行っています。矯正治療だけでなく虫歯予防に関しても子供の歯でなにか心配なことがありましたら何でもご相談ください。

 

※シーラントとは歯の溝が深い場合、フッ素を徐々に放出する樹脂(レジン)であらかじめ埋めてしまう処置です。写真はシーラントを光で固めている様子です。

 

【小児矯正お役立ち記事】

母乳と哺乳瓶の飲み方の違い〜咬み合せと顔立ちへの影響〜

生理的・機能的な弱い力が習慣的に作用すると歯が動き骨を変える。これは当院が開業当初から一貫して治療に応用してきた医学原理です。

 

成人でもよくない習慣や癖は弱い力がかり筋肉・神経系から骨まで適応して形や内部の骨構造が作用している力を支えるため徐々に変化していきます。


小児や乳幼児期は新陳代謝が非常に旺盛ですので変化が数ヶ月で現れてきます。


【母乳と哺乳瓶飲み方比較】

哺乳画像2.bmpまず母乳と哺乳瓶の赤ちゃんの飲み方の違いを比較してみましょう。

まず母乳の飲み方の特徴ですが、ピンク色で塗ったところが唇で、吸っている時は上唇も下唇も外向きに開いていることがわかります。


赤色で塗ったところが舌です。母乳を出す反射が起きないと母乳が出ませんので舌とあごを運動させてミルクを飲みます。

一方、通常の乳首の哺乳瓶では唇が外開きではなく内側に丸め込まれることがあります。


また、ミルクも唇で飲み口を押すだけで楽にミルクが出るため(特にシリコン製)舌を挙上するための筋力が不足し低位舌になることがあります。


【顔立ちや咬み合せへの影響】

まず哺乳瓶では唇を内側に丸め込む様子が見られた場合、特に上唇だけが丸められていることが観察された場合、どのような顔立ちや咬み合せへの影響が考えられるでしょう?


歯や骨は習慣的な力がかかっている方向に適応していきます。


なので、押される力の方向に前歯(乳歯)は内側に倒れこみ、顎の骨は発育が阻害されます。上の唇が上顎と上の乳歯を押すため上顎の”劣成長”を引き起こします。


次に舌やあごを使わなくても唇だけで楽にミルクが出るということは、舌を挙上しなくても良いということですので、舌が低位のまま哺乳することになります。さらにシリコン製で飲み口が硬い場合はさらに舌が挙上しにくくなるため低位舌を助長します。


正常な舌の位置は舌の先端が上顎の前歯の裏の付け根付近にあり、舌全体は上顎の天井全体にぴったりと付いています。


一般に低位舌になると舌の先端が下顎の前歯の裏に位置し、舌全体が下顎へと落ち込んでいます。


低位舌が習慣化すると咬み合せや顔立ちが健康な見た目から外れてきます。


まず、舌が下に落ち込んでいるために上顎の内側から押す力がなくなって上顎の歯並び・顎の前後径、横幅とも狭くなります。これに丸め込まれた唇の力が加わるとより状況は悪化します。


舌が下に落ち込むと下の前歯や下顎が舌で押されるため前方移動していきます。ならびに、舌が正常に持ち上がっていないために気道が狭くなり苦しくなるためさらに下顎を前に出そうとして受け口になっていきます。


このように生まれた後の環境が顔立ちや咬み合せの健康に重要です。生活環境が異なれば双子でも顔立ちは違ってきますので。


【まとめ】

矯正歯科医哺乳瓶.jpg母乳と哺乳瓶では歯と顎が唇、舌から受ける力のバランスが変化するため咬み合せや顔立ちに影響を及ぼす。ミルクを飲むときの唇の向き、飲み口の硬さ、ミルクの出やすさに気をつけて哺乳瓶を活用したい。唇ではさんだだけでミルクが出るタイプの哺乳瓶よりも、飲み口が軟らかく舌で口蓋に押しつけないとミルクが出ないようなタイプを選ぶと良い。


現在のところ上記の条件をすべて満たす哺乳瓶はありませんが、舌が口蓋に挙がりやすいこのような形をした哺乳瓶があります。根元のところも唇が外開きになりやすそうです。これにさらにミルクが出やすい/出にくい、口蓋に押し付けないとミルクが出ないタイプなどのバリエーションがあれば良いです。

 

 

 

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